日本歌人クラブの創立55周年記念事業の一環として設立されました。
前年刊行の短歌や歌人に対する評論書や研究書、いわゆる歌書の中で優れたものに送られます。
回数 | 年度 | 受賞者 | 受賞歌書 |
1 | 2003(平成15) | 藤岡武雄 | 『書簡にみる斎藤茂吉』(短歌新聞社) |
秋山佐和子 |
『歌ひつくさばゆるされむかも―歌人三ヶ島葭子の生涯』 (TBSブリタニカ) |
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2 | 2004(平成16) | 該当なし | |
3 | 2005(平成17) | 原田 清 | 『會津八一 人生と芸術』(砂子屋書房) |
松坂 弘 | 『定型の力と日本語表現』(雁書館) | ||
4 | 2006(平成18) | 三枝昻之 | 『昭和短歌の精神史』(本阿弥書店) |
青井 史 | 『与謝野鉄幹 鬼に食われた男』(深夜叢書社) | ||
5 | 2007(平成19) | 坂井修一 | 『斎藤茂吉から塚本邦雄へ』(五柳書院) |
6 | 2008(平成20) | 今西幹一 | 『佐藤佐太郎短歌の研究』(おうふう) |
山本 司 | 『初評伝 坪野哲久』(角川書店) | ||
7 | 2009(平成21) | 来嶋靖生 | 『大正歌壇史私稿』(ゆまに書房) |
8 | 2010(平成22) | 大辻隆弘 | 『アララギの脊梁』(青磁社) |
9 | 2011(平成23) | 松村正直 | 『短歌は記憶する』(六花書林) |
品田悦一 | 『斎藤茂吉』(ミネルヴァ書房) | ||
10 | 2012(平成24) | 渡 英子 | 『メロディアの笛 白秋とその時代』(ながらみ書房) |
11 | 2013(平成25) | 小野弘子 | 『父・矢代東村』(現代短歌社) |
12 | 2014(平成26) | 杜澤光一郎 | 『宮柊二・人と作品』(いりの舎) |
13 | 2015(平成27) | 永田和宏 | 『現代秀歌』(岩波書店) |
14 | 2016(平成28) | 中根 誠 | 『兵たりき―川口常孝の生涯』(KADOKAWA) |
15 | 2017(平成29) | 加古陽治 |
『一首のものがたり 短歌(うた)が生まれるとき』 (東京新聞出版局) |
16 | 2018(平成30) | 青田伸夫 |
『文明開化の歌人たち―開化新題歌集を読む』 (大空社出版) |
17 | 2019(平成31) | 谷岡亜紀 |
『言葉の位相』(角川書店) |
18 | 2020(令和2) | 該当なし | |
19 | 2021(令和3) | 加藤孝男 |
『与謝野晶子をつくった男ー明治和歌革新運動史』 (本阿弥書店) |
20 | 2022(令和4) | 阿木津 英 |
『アララギの釋迢空』 (砂子屋書房) |
21 | 2023(令和5) | 松村由利子 |
『ジャーナリスト与謝野晶子』(短歌研究社) |
22 | 2024(令和6) | 濱田美枝子 |
『女人短歌』(書肆侃侃房) |